ヴェネツィア本島から船で30分あまりの小さな島です。
昔から、多くの漁師さんが暮らす漁師町なのだそうです。
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ブラーノ島の特徴は、運河沿いに並ぶカラフルなお家。
一軒一軒が原色で塗り分けられていて、おとぎの国に来たみたいです。
もともとは、漁から帰る漁師さんが自分の家を間違えないようにと、目立つ色で塗り分けたからだそうです。
特にヴェネツィアのラグーン(潟)は冬には霧に包まれることが多いので、夜の漁を終えてまだ薄暗い早朝だと、自分の家がわからなくなってしまうのだとか。
レンガ作りの建物が並ぶヴェネツィア本島とは全く違った風景です。
今は漁業も昔ほど盛んではないそうです。ちょっと残念ですね。
数年前までは魚市場も開かれていたそうですが、いまはその名残のテーブルが並んでいるだけでした。
これは8月に訪れたときの写真です。街のお母さんたちが集まっておしゃべりしていました。左のお母さんはレース編みをしています。
アコーディオンの伴奏です。どんな歌詞かわかりませんが、楽しそう。
動画でご覧ください。
8月の訪問時の帰りは夕日がきれいでした。